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2007年03月 バックナンバー


助演男優賞:アラン・アーキン チョイス

SHIMICCHO チョイス

SHIMICCHO

ついにアラン・アーキンが三度目の正直でオスカーをゲット!2度目のノミネートはなんと38年前!最近の作品では、すっかり渋みの増した演技を見せてくれてるけど、古くはオードリー・ヘプバーンとサスペンス映画で共演したり、ピーター・フォークとコメディでドタバタしたりと、演技の幅はメチャクチャ広い!そんな彼の長いキャリアの中から選りすぐりの2本をチョイス…ってかなりキビシイ!

『キャッチ22』 アラン・アーキン…アカデミー賞受賞者つながり作品チョイス

ブラックユーモア満載の戦争風刺映画。脇を固める役どころが多いアラン・アーキンがここでは主役。勲章の授与式に素っ裸で出席するなど、戦場の体験から精神に異常をきたした空軍の爆撃士役をコミカルにシニカルに演じてます。ホントにこの人は奥が深く底が見えん。とはいっても、この作品では誰もが普通じゃなくて、どこかがおかしい。そういう状況を作り出してしまうのが戦争ってことなんでしょうか。第二次大戦を扱ってはいるけど、反戦アピールの面からみても、時間のズレを意識した演出の面からみても、現代に通用する一本です。


<作品データ>
監督:マイク・ニコルズ/出演:アラン・アーキン、マーティン・バルサム、アート・ガーファンクル、オーソン・ウェルズ、マーティン・シーン、他/1970年/アメリカ映画


キャッチ22
CICビクター・ビデオ
発売日:2002-10-25


『摩天楼を夢みて』 アラン・アーキン…アカデミー賞受賞者つながり作品チョイス

SHIMICCHO チョイス

ニューヨークを舞台にした不動産セールスマン達のお話。女優さんが出てこなくて男臭いはずなんだけど、不思議とその質の良さに酔いしれてしまう映画です。そんな中でアラン・アーキンが演じるのは気弱で成績の悪い営業マン。若きエド・ハリス(肌がツヤツヤ)との長~い会話では、どこか憎めない舌っ足らずな喋り方を自然にこなし、突然キレて現れたかと思えばその後すぐ冷めてたりと、他のメンバーに負けず劣らずやりたい放題。今では考えられないような豪華な顔ぶれだけど、賞味期限が切れて単なる演技合戦で終わるような陳腐な作品ではありませんので安心してお召し上がりください。


<作品データ>
監督:ジェームズ・フォーリー/出演 アル・パチーノ、ジャック・レモン、エド・ハリス、アラン・アーキン、ケヴィン・スペイシー、他/1992年/アメリカ映画


主演男優賞:フォレスト・ウィッテカー チョイス

TADO チョイス

TADO

鶴瓶師匠に似ていると以前から評判のフォレスト・ウィッテカーさんが念願のアカデミー賞主演男優賞に選ばれました!なごみ系キャラが得意だった彼が『ラストキング・オブ・スコットランド』ではかなりハードな役作りに挑んで、そこを評価された模様。といってもまだ日本では未公開。はやく観たいですね~。そこで新作公開を待つ間にフォレスト・ウィッテカーの過去の作品を紐解いてみよう~というわけです。レッツ・ゴー!!

『グッドモーニング・ベトナム』フォレスト・ウィッテカー…アカデミー賞受賞者つながり作品チョイス

ワタクシが初めてフォレスト・ウィッテカーさんと出会ったのがこの作品。ロビン・ウィリアムス扮する米軍放送DJが戦地ベトナムに赴きひたすら暴走する中で、おろおろしながらも友情を育んで行く現地軍人という役柄。なんとも頼りなさげで、だけど愛嬌のある顔で、派手ではないが印象に残る演技をしていました。「鶴瓶に似ている」とよく言われますが、そのあたりも日本人に親近感を抱かせる由縁でございましょう。その後の「ちょっとトホホなお人好し」街道快進撃の原点とも言える作品です。ま、観るとロビンの超ハイテンション演技に圧倒されちゃうけどね。


<作品データ>
監督:バリー・レビンソン/出演:ロビン・ウィリアムス、フォレスト・ウィッテカー、J・T・ウォルシュ、ブルーノ・カービイ、リチャード・エドソン他/1987年/アメリカ映画


グッドモーニング,ベトナム
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2006-01-25


『ゴースト・ドッグ』フォレスト・ウィッテカー…アカデミー賞受賞者つながり作品チョイス

TADO チョイス

フォレスト・ウィッテカーから一番遠い役柄を考えてみると「クールでストイックな殺し屋」あたりが思いつくんじゃないかと思うけど…ええっ!やっちゃってるよそれを!!というのが本作品。ところがそれがなかなかハマってるんだよね。黒人の殺し屋が武士道を愛するという設定がなんともジャームッシュらしくて微笑ましいんだが、それをウィッテカーがやるんだからなおさら微笑ましい。さらにその武士道もちょっと勘違いしているんじゃないか?って節があるところがまたさらに微笑ましい。わざと?それにしても、この殺し屋の雰囲気は他の役者さんには出せないだろうなあ。アクションもしっかりこなしているし。まさにキャスティングの妙でございます。


<作品データ>
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ/出演:フォレスト・ウィッテカー、ジョン・トーメイ、クリフ・ゴーマン、ヘンリー・シルヴァ、イザーク・ド・パンコレ他/1999年/ドイツ・アメリカ・フランス映画


ゴースト・ドッグ
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
発売日:2006-07-21

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